現在日本では、人工甘味料や合成着色料・香料・酸味料・乳化剤・膨張剤・科学調味料など、他にも数えきれないほどの添加物があらゆる加工食品に使用されています。
添加物は、発がん性のあるものやアレルギーなどを引き起こすものなどがありますが、商品の裏に記載されている原材料名を見ても消費者はそれを判断することができません。
また人工的につくられた化学物質は、体に蓄積されやすく排出されにくいものです。
特に脂肪が多い部分に蓄積されやすいため、内臓(神経系の脳も含む)に悪影響を及ぼします。
勿論、ダイエットの妨げにもなってしまいます。
原材料名の表示は、使用している量の多い順に明記されています。
カラメル色素
カラメル色素は着色料として使用され、製造方法は以下の4種類があります。
- カラメルⅠ 糖類を加熱してつくる昔ながらの製法。または酸やアルカリを加え加熱する。
- カラメルⅡ 糖類に亜硫酸化合物を加え、加熱して製造。または酸かアルカリを加えて加熱する。
- カラメルⅢ 糖類にアンモニア化合物を加えて製造。または酸かアルカリを加えて加熱する。
- カラメルⅣ 糖類に亜硫酸化合物とアンモニウム化合物を加えて製造。または酸かアルカリを加えて加熱する。
原材料名を見ても、どんな方法でつくられたカラメル色素なのか、消費者には判断することができません。
化合物を加えたものの方が毒性が強く、突然変異性があったり、染色体異常を起こすものがあります。
また、カラメル色素は不純物の含有量の基準がないため、不純物がどれだけ入っていても法令上問題がないということになります。
主な使用食品
清涼飲料水、菓子類、アイス、パン、インスタント食品(コンビニ弁当やカップ麺など)、佃煮、煮豆、漬物、調味料、ふりかけ、缶詰、ビン詰など。
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添加物と気になる原材料について どんな食品に使用されている!?