今回は、イオンTOPVALU「グリーンアイorganic」 ミルクチョコレートのレビュー・感想を書きたいと思います。
グリーンアイorganicは、ジュースやジャム・ナッツ類・調味料・スパゲッティ・野菜などのオーガニック食品(有機食品)を展開しているシリーズです。
※ミルクチョコレートは廃番しました。
ミルクチョコレートの商品詳細
名称 有機チョコレート
原材料名 砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、バニラパウダー、(原材料の一部に大豆を含む)
内容量 85g
保存方法 直射日光、高温多湿を避けて28℃以下で保存してください。
原産国名 ベルギー
価格 248円(税別)
栄養成分表示 |
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エネルギー | 496kcal |
たんぱく質 | 6.0g |
脂質 | 33.4g |
糖質 | 41.9g |
食物繊維 | 2.0g |
ナトリウム | 56mg |
食塩相当量 0.1g
この表示値は、目安です。
2019年7月時点
※商品の改良や規格変更などにより、サイト上の商品情報に記載されている使用原料や栄養成分・商品名・価格は上記と異なっている場合があります。
またリニューアルにより、サイト上で紹介されている商品パッケージが当記事で紹介しているものと異なっている場合があります。
原材料について
チョコレートには合成乳化剤や香料が入っているものがありますが、グリーンアイのミルクチョコレートにはこの様なものは一切入っていません。
乳化剤とは
でんぷんやタンパク質が多い食品の品質改良や、「乳化・消泡・色々な成分の分散を良くする」などの目的に使用され、現在あらゆる加工食品に使用されている添加物です。
乳化剤には、合成乳化剤と天然乳化剤があります。
天然乳化剤が使用されている場合、「乳化剤(レシチン)」「乳化剤(大豆由来)」などと表示されることが多いです。
以下、合成乳化剤についてです。
グリセリン脂肪エステル・ショ糖脂肪エステル・ステアロイル乳酸カルシウムなど合成乳化剤は、7種類あります。
グリセリン脂肪エステルだけでも9品目の化学物質があるため、実際は何十種類もの化学物質が使われていることになります。
これらの中には下痢を引き起こすものや、発がん性が疑われるもの、血管や心臓に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸を多く含む物質があります。
また、ステアロイル乳酸カルシウムを含むエサをラットに食べさせた実験では脂肪肉芽腫(炎症の一種)ができたという報告があります。
「乳化剤」と一括表示ができてしまうため、何の物質がいくつ使用されているのか消費者には判断することができません。
香料
合成香料として認められている化学物質は、デカノールやアセトアルデヒドなどの90化合物です。
エーテル類・エステル類・脂肪族高級アルデヒドなどの18種類は、約3000化合物があります。
「現在作れない味は無い」と言われていますがこの数字を見て理解できます。
香料は、化粧品や洗剤・シャンプーなどの日用品にも使用されていますが、なかには発がん性のあるものもあります。
乳化剤と同様に一括表示ができてしまうため、何の物質がいくつ使用されているのか、消費者には判断することができません。
食品に含まれる原材料や、洗剤などに含まれている成分を気にせずに購入している人の場合、
知らない間に毒性の強い化学物質を体に取り込み続けている可能性があります。
人工的につくられた化学物質は、体に蓄積されやすく排出されにくいため注意が必要です。
脂肪に蓄積されやすいため、ダイエットの妨げにもなります。
それは乳化剤や香料だけでなく、酸味料や人工甘味料・着色料・膨張剤・科学調味料などにも言えることです。
食べてみた感想
グリーンアイのミルクチョコレートはカカオ37%なため甘く、私が好みなのはカカオ80%のダークチョコレートです。
甘めが好きな人は、ミルクチョコレートの方が美味しく食べられそうです。
ただ、健康的なのはカカオの栄養をたっぷり取れ、砂糖が少ないダークチョコレートではありますが。
いずれにしても、グリーンアイオーガニックチョコレートは香料などが入っておらず安心して食べることができますし、自然な美味しさなのでどちらもおススメです。
商品は、カカオ37%と80%の2種類のみの販売です。
カカオ60%などもあると消費者が好みのものを選びやすいだろうなと思いました。
ダークチョコレートの原材料名には、「有機カカオマス」など「有機」の文字が入っていましたが、ミルクチョコレートには何も書かれていません。
ですが、商品にEUのオーガニック認証マークが付ているので間違いなく有機チョコレートです。
EUオーガニック認定マーク
EUオーガニック認定マークは、以下の「EUのオーガニック規定」に沿っていることを証明するマークです。
- 栽培から消費に至るまで、専門の自主独立した機関により、EU規定を順守した周期的な検査を受けている。
- 合成化学物質の不使用。
- ポジティブリストの順守。
- 加工品においては原料の95%以上がオーガニック。
ポジティブリスト制度
基準が設定されていない農薬等が、一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度。
フェアトレードとは
フェアトレードとは「公平・公正な貿易」という意味で、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみです。
日本では途上国で生産された日用品や食品が、安価で販売されていることがあります。
生産国では、その安さを生み出すために生産者に正当な対価が支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されるなどの事態が起こっているようです。
フェアトレード認証製品を購入することは、立場の弱い開発途上国の生産者をサポートすることに繋がります。
どこで購入できるの?
グリーンアイorganicの商品は、以下のイオングループのスーパーで販売されています。
イオン、イオンモール、イオンスタイル、まいばすけっと、PEACOCKSTORE、Maxvalu、Maxvaluエクスプレス、ダイエー、アコレ、ザ・ビッグなど。
また、2023年OPENのAEONオンラインマーケット【Green Beans】 や、ネットスーパー【おうちでイオン】でも購入する事ができます。
※品揃えはお店により異なります。