今回は、船橋屋 元祖くず餅のレビュー・感想を書きたいと思います。
船橋屋の事業内容は、くず餅・あんみつ等の製造販売、和スイーツなど創作カフェの経営。
文化2年(1805年)に創業の老舗です。
元祖くず餅は、創業以来変わらない製法でつくられているそうです。
元祖くず餅の商品詳細
名称 和生菓子
原材料名 小麦粉澱粉、糖蜜、大豆(遺伝子組換大豆不使用)、砂糖、水飴、黒糖、(一部に小麦、大豆を含む)
内容量 6切
消費期限 製造日より2日間
保存方法 直射日光、高温多湿、を避けて保存して下さい。
価格 450円(税込)
栄養成分表示 |
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エネルギー | 156kcal |
たんぱく質 | 1.8g |
脂質 | 1.3g |
炭水化物 | 34.8g |
食塩相当量 | 0.02g |
(推定値)
2019年8月時点
※商品の改良や規格変更などにより、サイト上の商品情報に記載されている使用原料や栄養成分・商品名・価格は上記と異なっている場合があります。
またリニューアルにより、サイト上で紹介されている商品パッケージが当記事で紹介しているものと異なっている場合があります。
原材料について
くず餅には、カラメル色素・人工甘味料・果糖ぶどう糖液糖・増粘剤などが入っているものがありますが、船橋屋の元祖くず餅には、この様なものは一切入っていません。
カラメル色素とは
カラメル色素は着色料として使用され、製造方法は以下の4種類があります。
カラメルⅠ 糖類を加熱してつくる昔ながらの製法。または酸やアルカリを加え加熱する。
カラメルⅡ 糖類に亜硫酸化合物を加え、加熱して製造。または酸かアルカリを加えて加熱する。
カラメルⅢ 糖類にアンモニア化合物を加えて製造。または酸かアルカリを加えて加熱する。
カラメルⅣ 糖類に亜硫酸化合物とアンモニウム化合物を加えて製造。または酸かアルカリを加えて加熱する。
原材料名を見ても、どんな方法でつくられたカラメル色素なのか、消費者には判断することができません。
化合物を加えたものの方が毒性が強く、突然変異性があったり、染色体異常を起こすものがあります。
また、カラメル色素は不純物の含有量の基準がないため、不純物がどれだけ入っていても法令上問題がないということになります。
↓そのほかの添加物についてはこちらから
食べてみた感想
船橋屋のくず餅は、450日間じっくりと乳酸発酵させた小麦澱粉が使用されています。
くず餅の形が台形だったので不思議に感じていましたが、そのようにカットすることでスプーンですくいやすく、黒蜜ときな粉が絡みやすくなるんだそうです。
今回は、カップに入ったものを購入しました。
お皿に開けて頂きましたが、カップのまま食べることができます。
6切れ入っているのですが、とても丁度良い量でした。
はじめ黒蜜ときな粉が多いかと思い、半量ずつかけましたが最終的にそれほど余りませんでした。
私の場合、すこーし(10㏄くらい?)だけ残ったんですが、捨てるのは勿体ない気がして水に薄めて飲みました 😀
使用しているきな粉は、厳選した大豆を新鮮な状態のまま強めに焙煎し、粗めに挽いたもの。
黒蜜は、沖縄産の黒糖をベースに数種類の砂糖を独自にブレンドしたものだそうです。
くず餅が発酵食品であった事、今回船橋屋のくず餅を購入して初めて知りました(>_<)
確かにくず餅って酸味を感じます。
その酸味具合なども商品によりいろいろですが、船橋屋のくず餅はとても食べやすくて美味しかったです。
1時間ほど冷蔵庫で冷やして頂きましたが、いい感じのもっちり食感でした。
船橋屋の元祖くず餅は、無添加で安心安全に食べられるのでおススメです。
手土産にも喜ばれそうです。
船橋屋はすごい数の店舗がありますが、そのお店の存在を今まで知りませんでした(>_<)
デパートはよく行くので、今まで何度もいろいろな店舗の前を素通りしていたんだと思います・・・。
今回、購入したことで「くず餅は和菓子で唯一の発酵食品」という事を知れて良かったです。
どこで購入できるの?
船橋屋の商品は、各店舗で購入することができます。船橋屋店舗案内
亀戸天神前本店は甘味喫茶室が併設されており、こよみ広尾店はスイーツカフェが併設されておりランチメニューもあります。
また、直営オンラインショップや楽天市場・ヤフーショップなどでも販売されています。