摂り過ぎても不足しても骨粗しょう症になるミネラルとは?

リン 必須ミネラル

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

 

今回は、リンについて書かせて頂きたいと思います。

カルシウムは、ミネラルの中で最も多く体内に存在していますがその次に多いのがリンです。

 

 

リンの働き

人体に存在するリンの殆どは、骨や歯の構成成分としてカルシウムと共に存在しています。
体内のリンの量は、リンの骨への沈着と骨から血液への溶出、そして腎からの再吸収によって調節されています。
細胞膜の主成分であるリン脂質は、脳にとっても重要な物質でリン無しでは作れません。
また、遺伝に関わるDNAを作るのにもリンが不可欠です。
エネルギーを蓄える重要な働きもしています。

 

 

過剰による病気や症状

食品添加物の「リン酸塩」が多くの加工食品や清涼飲料水に含まれており摂り過ぎないように注意すべき栄養素です。
リンは肉や魚に含まれていますが、加工食品に添加されているものはピロリン酸塩や
メタリン酸塩など人間の体に存在しない形の化合物が使用されている可能性があります。

原材料に「調味料」「酸味料」「かん水」「膨張剤」「pH調整剤」「加工デンプン」
「乳化剤」とあればそこには化学合成されたリンが含まれている可能性があります。

リンの過剰摂取が続くとカルシウムの吸収が悪くなり、骨からカルシウムが溶け出します。
その結果、骨粗しょう症になります。
カルシウムの吸収が悪くなればマグネシウムと鉄の吸収も悪くなります。

また、長期にわたる過剰摂取で腎不全を起こすこともあります。

 

 

欠乏による病気や症状

・体重減少・食欲不振・骨粗しょう症・発育不全・腎臓結石・尿路結石

多くの食品に含まれていますので、健康な人は不足の心配はありません。
摂り過ぎないように注意するべき栄養素です。

※動物性食品や加工食品を一切食べない人は不足を招くことがありますのでナッツ類からの摂取が必要です。

 

 

リンを多く含む食品

・小麦胚芽、オートミール、アマランサス
・ブラジルナッツ、アーモンド、ピスタチオ、ごま
・ししゃも、わかさぎ、田作り、さくらえび、いわし、さけ、あじ
・鶏ささみ、豚ヒレ肉、鶏・豚・牛レバー

 

リンは、多くの加工食品や清涼飲料水に含まれています。
※この場合、化学合成で製造された物質で、消費者には具体的な物質名はわかりません。

リンは加工食品や加工肉からではなく、生鮮食品などから摂取するのが良いでしょう。
その他の栄養素も摂取できますので。

加工食品には、発がん性物質が含まれる着色料などの添加物も使用されている場合があります。

 

 

毛髪検査で体内のリン量を知る

毛髪ミネラル検査では、体内にあるミネラルのリンや臭素量などを測定します。
また、有害金属のカドミウムやアルミニウムなどの量も知る事ができる検査です。

ら・べるびぃ予防医学研究所 毛髪ミネラル検査

らべるびい予防医学研究所によるリンの基準

良好範囲→ 95855~141777ppb

※測定値(ppb)→ 毛髪1gに10億分の1gのミネラルが含まれていることを示します。

 

私の体内のリン量は次の通りです。

・1回目(2016年) 129200ppb
・2回目(2017年) 151430ppb
・3回目(2018年) 115950ppb

 

この様に1回目と3回目が良好範囲で、2回目は要注意に入ったのです(>_<)
検査表の「良好範囲」の前後には「要注意」というのがあります。
更に要注意の範囲を超えると「基準値以上」もしくは「基準値以下」ということになってしまい、身体に何らかの症状が起こる可能性があります。

また、ミネラルは他のミネラルとのバランスが大事ですので良好範囲でもバランスが悪ければ、疲労感・免疫機能の乱れ・消化吸収力の低下・冷え性などの症状を引き起こします

私の体内のリンは、今年3回目の検査でグラフ上良好範囲のど真ん中に戻りました(>_<)
去年の要注意に入ってしまった原因は何なのでしょうか・・・。
加工食品は殆ど食べませんし、過剰になるほどリンを摂取した記憶はありません。
覚えていないだけで、何かですっごい摂ってしまったのかもしれません。
今年は、良好範囲に戻っているので維持できるようにしたいと思います。

 

あと気になるのが、リンの過剰摂取でカルシウムの吸収が阻害されますが、リンが要注意に入った時の体内のカルシウム量は、3回の検査で一番多かったのです。
3回とも量に大きな差はありませんが。(3回とも良好範囲)
という事は、カルシウムが阻害されるほどの過剰摂取ではなかったのか?
それとも、リンが良好範囲だったらカルシウム量ももう少し多くなったのか?
そこまで分析できると良いのですが。
でも、「基準以上」ではなく「要注意」でしたので、生活を改善すればそこまで深刻に考える必要もないのかもしれません。

 

 

 

リンは骨や歯、細胞膜をつくりエネルギーをつくるのに不可欠な栄養素です。
多くの加工食品に入っており過剰になりやすいため、出来るだけ加工食品を避け手作りしたものから摂取する事が望ましいです。

長期にわたるリンの過剰摂取により骨がスカスカ状態になる前に、定期的に毛髪ミネラル検査で体内のミネラル量を知る事は健康を維持するのに大切です。
毛髪ミネラル検査は、病気を予防する身体作りのための検査です。
ありがとうございました。

 

ら・べるびぃ予防医学研究所 毛髪ミネラル検査
↑ら・べるびぃ予防医学研究所【毛髪ミネラル検査】

ら・べるびぃ予防医学研究所 愛犬ミネラル検査
↑ら・べるびぃ予防医学研究所【愛犬ミネラル検査】

ら・べるびぃ予防医学研究所 愛猫ミネラル検査
↑ら・べるびぃ予防医学研究所【愛猫ミネラル検査】

 

ら・べるびぃ予防医学研究所 毛髪コルチゾール検査
見えないストレスを数値で見える化【毛髪コルチゾール検査】が2023年より発売されています。

タイトルとURLをコピーしました