今回は、成城石井 パン職人のこだわり湯種食パンのレビュー・感想を書きたいと思います。
せっかく商品の袋にパンの特徴が書いてあるのにシールに隠れて一部しか見えません。
シールも上手く剥がせなかったので開封して中から読みました。
『成城石井の直営パン工場は、粉の計量、生地の仕込み、形成、焼き上げまで一貫して行う〈スクラッチベーカリー〉。
国内はもとより世界中から厳選して取り寄せた原材料だけを使用して、熟練のパン職人が焼き上げています。
素材本来の風味を大切にした、機械に頼らない、手作り製法の成城石井自家製パン』との事です。
パン職人のこだわり湯種食パンの商品詳細
名称 食パン
原材料名 小麦粉、湯種(小麦粉、砂糖、食塩、脱脂粉乳)、加糖練乳、バター、砂糖、イースト、脱脂粉乳、調味酢、食塩
内容量 5枚
価格 370円(税別)
※高温の釜で焼きあげているため、稀にすすが付着する可能性がございます。
2019年6月時点
※商品の改良や規格変更などにより、サイト上の商品情報に記載されている使用原料や商品名・価格は上記と異なっている場合があります。
またリニューアルにより、サイト上で紹介されている商品パッケージが当記事で紹介しているものと異なっている場合があります。
原材料について
市販品やパン屋さんに並んでいる食パンには、ショートニング・人工甘味料・乳化剤・香料・イーストフードなどが使用されているものがありますが、成城石井さんの食パンには、一切この様なものは入っていません!
ショートニングとは
植物油に水素添加をして造られておりサクサク感を出すためなどに使用されています。
化学的に造られていますが、現在のところ添加物に指定されておらず食品扱いです・・・。
トランス脂肪酸
ショートニングは、製造過程でアトピーや心臓疾患・糖尿病などの原因となるトランス脂肪酸が生成されます。
トランス脂肪酸には以下のような危険性があります。
- 空腹時の血糖値を高める
- アレルギーの誘発
- 心筋梗塞、狭心症のリスクが高まる
- 悪玉(LDL)コレステロールを増やす
- 不妊症のリスクが高まる
乳化剤とは
化学合成で造られており、食パンには品質改良目的に使用されます。
グリセリン脂肪エステル・ショ糖脂肪エステル・ステアロイル乳酸カルシウムなど合成乳化剤は、7種類あります。
グリセリン脂肪エステルだけでも9品目の化学物質があるため、実際は何十種類もの化学物質が使われていることになります。
これらの中には下痢を引き起こすものや、発がん性が疑われるもの、血管や心臓に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸を多く含む物質があります。
また、ステアロイル乳酸カルシウムを含むエサをラットに食べさせた実験では脂肪肉芽腫(炎症の一種)ができたという報告があります。
乳化剤は、でんぷんやタンパク質が多い食品の品質改良に使用されるほか、「乳化・消泡・色々な成分の分散を良くする」などの目的にも使用され、現在あらゆる加工食品に使用されている添加物です。
「乳化剤」と一括表示ができてしまうため、何の物質がいくつ使用されているか消費者には判断することができません。
↓そのほかの添加物についてはこちらから
食べてみた感想
「湯種」とは生地の一部に熱湯を加えてこねることをいいます。
パン職人のこだわり湯種食パンは、モチモチ食感でとても美味しいです。
パンを噛んだ部分は生地が沈みますが(薄くなる)、すぐに元の厚さに戻って行くのが印象的です。
小麦の風味もしっかりとあり、ほんのり甘みも感じられます。
原材料に加糖練乳・バター・砂糖が入っているので、ジャムなどを付けずにそのまま食べたいという方におススメです。
ほのかな甘みなので、ジャムを塗ったりハムなどを乗せてももちろん美味しく頂けます!
下の写真はバターとマーマレードです。
原材料でひとつ気になるのが「調味酢」です。
調味酢は、塩や砂糖が入っていると思いますがどの様な調味酢を使っているのでしょうか。
原材料にはこだわっている様なので質の良い調味酢を使用しているのではないかと思いますが、どこのメーカーの調味酢を使用しているのかが分かると嬉しいです。
そうなると、小麦粉・砂糖・食塩にも同じ事が言えますが。
最近は、原材料について細かく表示している商品も増えてきました。
出来る限り分かりやすく表示して頂けると、消費者は安心して商品を購入する事が出来ます。
どこで購入できるの?
「パン職人のこだわり湯種食パン」は、実店舗で販売されています。
店舗はこちらから確認できます。
成城石井さんの商品は、公式オンラインショップ・amazon・楽天市場・yahooショッピングで販売されています。