イタイイタイ病の原因となった公害物質として知られている有害金属の「カドミウム」。
イタイイタイ病については学校の授業で習ったことをよく覚えています。
ただ、毛髪ミネラル検査を受ける3年前まではカドミウムのことは考えずに生活をしていました。
というか私の中では、病名やその症状だけが記憶に残っていて現代には無関係な事として生活をしていたんです。
カドミウムが、排気ガスや煙草が汚染源なんて習った覚えがないですし。
しっかりと勉強をした人は当たり前に知っている事なのかもしれません(>_<)
今日は知らない間にわたしたちの体内に入っているカドミウムについて書かせて頂きます。
汚染源となり得るもの
- 排気ガス
- たばこ(受動喫煙含む)
- タイヤの摩擦粉塵
- 石油
- 石炭
- カドミウム蓄積の多い土壌の作物(米)
- 井戸水
- ハンダ
※ 米や食物には含有基準が設けられており、基準値以上のカドミウムを含む農作物は販売することが出来ないそうです。
過剰蓄積による病気や症状
- 腎臓障害
- 骨粗しょう症
- 骨軟化症
- 貧血
- 血圧上昇
- 神経過敏
この様に、カドミウムは普段の生活の中で私たちの体の中に取り込まれてしまうものです。
過剰蓄積による症状などもテレビの健康番組などでよく耳にするものばかりです。
骨粗しょう症が加齢ではなく、カドミウムが原因になっているということもあるかもしれません。
その他の症状についても同じです。
そこで、体内にある有害金属がわかる毛髪ミネラル検査を定期的に受けることが大切になってきます。
毛髪検査で体内のカドミウム量を知る
毛髪ミネラル検査では、体内にある有害金属のカドミウムやアルミニウムなどを測定します。
必須ミネラルの鉄やマグネシウム量なども知る事ができる検査です。
らべるびい予防医学研究所によるカドミウムの基準
良好範囲→ 25.0ppb以下
※測定値(ppb)→ 毛髪1gに10億分の1gのミネラルが含まれていることを示します。
私の体内のカドミウム量は次の通りです。
- 1回目(2016年) 2.83ppb
- 2回目(2017年) 2.27ppb
- 3回目(2018年) 2.18以下ppb
この様に良好範囲でした。
有害金属の検査表には「良好範囲」「要注意」「基準以上」があります。
要注意に近づいて来たら何らかの症状を引き起こす可能性があります。
また、有害金属は身体に有害とされていますので、良好範囲のど真ん中に位置しても
病気を引き起こすことがあるかもしれませんので体内にある時点で安心はできません。
私の検査結果は、2.83、2.27、2.18以下で数字だけだと大きく変化しているようには見えません。
実は、グラフで見ると2.83と2.27は良好範囲の真ん中あたりを位置しており、今年の2.18以下という結果は、表からは消えそうなくらいのグラフなんです!
それは当り前の事かもしれませんが、体内の有害金属が0に近付き、グラフが消えそうな検査表を見た時はテンションが上がりました~。
「グラフが消えそう」って表現あってるのかな(>_<)
ちなみに棒グラフです。
今年(2018年)の検査で急激に測定値が下がった要因ですが、玄米を食べる様になったからでしょうか。(たまに白米の時もあり)
玄米は栄養素が豊富で、有害金属の解毒・排泄を促進するビタミンやミネラルが入っています。
どうせなら毎日食べるもので解毒をしたいと思い、2回目の毛髪ミネラル検査後だったと思いますが、玄米を食べる様になりました。
無肥料・無農薬の自然栽培米が安心して食べられるお米です。
また、2年くらい前から車通りが多いところでは、マスクをするようになりました。
カドミウムを解毒・排泄促進させる栄養素
カドミウムは、以下のビタミンやミネラルを摂取することで解毒・排泄を促すことができます。
ビタミン ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE
ミネラル セレン、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄
これらの栄養素は、野菜や果物・肉や魚、豆類などを食べることで摂取できますので、毎日いろいろな食材を食べることが大切です。
※玄米には、ビタミンCとビタミンD以外の上記栄養素が含まれています。
良好範囲でも病気になる!?
有害金属は、必須性が無いとされている金属です。
人体に影響を及ぼし、体内での有用性は現時点で認められていません。
ですので私は、有害金属に関しては良好範囲に位置していても0に近くなるように生活改善をします。
有害金属を0にすることは不可能かもしれませんが、良好範囲を位置している間はいつ何の病気が起こってもおかしくないと思っています。
今ガンなどの病気になっても納得できてしまうと思います。
それぐらい有害金属は、人体に悪影響を及ぼすものだと考えています。
有害金属はカドミウムだけではなく水銀やアルミニウムなどもあり、中には検査結果で「要注意」に近づいているものありますし(>_<)
いかがでしたでしょうか。
骨粗しょう症や腎臓病、高血圧などがカドミウムにより起こっている可能性もあります。
定期的に毛髪ミネラル検査で、体内にある有害金属を調べることは、病気を引き起こさないためにはとても大切な事です。
ありがとうございました。
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