今回は、有害金属の鉛について書かせていただきたいと思います。
鉛による中毒として、過去に含鉛白粉(おしろい)や有鉛ガソリンが問題となりました。
有害金属の鉛は、酵素の働きを妨げ、造血機能を阻害します。
また、子どもの脳の発達に影響を及ぼすことも指摘されています。
どれもとても怖いです・・・。
この様な症状を引き起こす鉛は、私たちの身近なところにあります。
汚染源となり得るもの
- タバコ
- アクセサリー
- 大気汚染
- 排気ガス
- 印刷インク
- 塗料
- ハンダ
- 鉛水道管
- 白髪染め
※外国製の白髪染めに鉛が含有している製品があります。
過剰蓄積による病気や症状
- 貧血
- 神経障害
- 動脈硬化
- 腎臓障害
- 胎児、小児の脳発達遅延
毛髪検査で体内の鉛量を知る
毛髪ミネラル検査では、体内にある有害金属の鉛やアルミニウムなどを測定します。
必須ミネラルのマグネシウムやカルシウム量なども知る事ができる検査です。
らべるびい予防医学研究所による鉛の基準
良好範囲→ 1392ppb以下
※測定値(ppb)→ 毛髪1gに10億分の1gのミネラルが含まれていることを示します。
私の体内の鉛量は次の通りです。
- 1回目(2016年) 138ppb
- 2回目(2017年) 103ppb
- 3回目(2018年) 82.3ppb
この様に良好範囲でした。
有害金属の検査表には「良好範囲」「要注意」「基準以上」があります。
要注意に近づいて来たら何らかの症状を引き起こす可能性があります。
また、有害金属は身体に有害とされていますので、良好範囲のど真ん中に位置しても
病気を引き起こすことがあるかもしれませんので体内にある時点で安心はできません。
私の体内の鉛は、年々減っています!
考えられるのは車通りの多い所や空気が悪い所では、マスクをするようになりました。
あとは有害物質を吸着し体から排出してくれる炭サプリを飲んでいますがそれが鉛には効いているのでしょうか。
ちなみに添加物を含む炭サプリも多いのですが、私は炭とゼラチンのみのサプリを飲んでいます。
※飲み過ぎるとミネラルまで吸収してしまうという事も聞くので、その辺を気を付けなければなりません。
あと、元々付ける量は少なかったですが今年からアクセサリーをやめました。
しかし、アクセサリーをしていた2回目の結果で既に鉛が減っているので関係なさそうです。
(アクセサリーは、パーティーなどでおめかしをする事があればします)
私の中ではタバコは論外です。白髪染めは使用した事はありません。
※外国製の白髪染めに鉛が含有している製品があるそうで、
それを使用している方が毛髪ミネラル検査を受けた場合、外的要因により測定値が異常に高くなることがあるそうです。
鉛を解毒・排泄促進させる栄養素
ビタミン
- ビタミンC 赤パプリカ、黄パプリカ、柿やいちごなど野菜や果物に多く含まれます。
- ビタミンD さんま、紅鮭、まいわしなど魚に多く含まれています。
- ビタミンE 赤パプリカ、アーモンド、ヘーゼルナッツなど
ミネラル
- セレン かつお節、たらこなど
- 亜鉛 牡蠣、牛肉、牛・豚・鶏レバー、パルメザンチーズなど
- マグネシウム 木綿豆腐、がんもどき、小豆、アーモンドなど
- カルシウム 干しエビ、煮干し、パルメザンチーズなど
- 鉄 牛・豚・鶏レバー、赤貝、素干し岩のり、豆類など
私は、玄米を食べることが多いですが、玄米にはビタミンCとD以外の上記栄養素が含まれています。
鉄で鉛を解毒するから鉄分の多いもの、亜鉛が解毒するから亜鉛の多いものを食べる、この様な食べ方では栄養が偏り、必須ミネラルとは言え体内の鉄や亜鉛の量が過剰になれば体に悪影響を及ぼしてしまいます。
ですので、上記の栄養素をバランス良く摂ることが大切です。
毎日、野菜・果物・肉や魚・豆類を食べていれば摂取できます。
きのこ類や海藻も栄養があります。
こんなに毎日いろんな種類のものを食べるのが大変という人には玄米をお勧めします。
玄米に含まれないビタミンDは、魚のほか乾燥きくらげに多く含まれます。
ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれます。
いかがでしたでしょうか。
身体に悪影響を及ぼす有害金属の鉛は、アクセサリーや大気汚染などにより私たちの体に過剰蓄積する可能性があることが解りました。
アクセサリーはオシャレの必需品です。
普段から解毒を促す栄養素を摂ることを心掛け、定期的に毛髪ミネラル検査で体内の状態を知る事が大切です。
ありがとうございました。
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