コーヒーフレッシュはミルクとは別物?

コーヒーフレッシュの添加物 添加物

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スーパーで常温で販売されているコーヒーフレッシュ、ファミリーレストランのドリンクバーに山盛りに置いてあるコーヒーフレッシュ、これらは名前の通りミルクではありません。
油に添加物を入れミルクっぽくしてあるだけなのです。

実際にミルクだと思ってコーヒーに入れているのは油で、入れることによりコクが出てミルクを入れた感覚になっているのです。
そして、コーヒーフレッシュは1個あたり10円以下です。
だからファミレスやカフェでは取り放題の状態で置かれているのです。

 

※最近は、牛乳を出しているカフェなどもあります。
先日、喫茶店でピッチャーに入っていたのを出されたので店員さんに確認したところ、「牛乳とフレッシュの半々です」との事でした。そんなお店もあるようです。
また、コーヒーフレッシュの中にも冷蔵保存の商品がありますがそれは生クリーム入りのものだったりします。

今回は、コーヒーフレッシュに入っている植物油脂と乳化剤について書かせていただきたいと思います。
植物油脂と乳化剤はチョコレートなど様々な加工食品に使用されています。

 

 

コーヒーフレッシュの主な原材料

植物油脂(具体的に何の油が使用されているか解りません。)
・カゼイン
・乳製品
■乳化剤
・デキストリン(人工甘味料)
・増粘多糖類
・香料(発がん性のあるものがあります。)
・着色料
・pH調整剤
(↑グルコン酸やアジピン酸など34種類の化合物がありますが、一括表示が可能なので
何が使用されているか解りません。)

 

 

植物油脂

植物油脂の「油」は液体の不飽和脂肪酸の割合が多い菜種油、紅花油、大豆油、米油、トウモロコシ油、オリーブ油などの事です。
「脂」は固体の飽和脂肪酸の多い豚脂(ラード)、牛脂(ヘット)、バターなどの事です。
しかし、植物油脂と書いてあれば、液体の植物油と固体の動物性の油が入っているということでもありません。

実際は、厳密に区別せず菜種油などを「植物油脂」と呼んでいるのが実情の様です。
これでは消費者にはとても分かりにくいですし、植物油脂はお菓子や様々な加工食品に使用されているものなので表示を義務付けてほしいものです。

 

不飽和脂肪酸が不足すると、発育不良・皮膚炎・動脈硬化などを引き起こします。
不飽和脂肪酸を摂りすぎると、肥満・脂質異常症・動脈硬化・アレルギー症状などを引き起こします。

 

 

乳化剤

コーヒーフレッシュに必ず入っているのが乳化目的に使用される乳化剤です。
また、デンプンやタンパク質の多い食品の品質改良や色々な成分の分散を良くするためなど
様々な目的で使用されています。
一括表示が許されていますので「乳化剤」と表示されていることが多いですが実際は、以下の合成乳化剤のいずれかが使われています。

  1. グリセリン脂肪エステル
  2. ショ糖脂肪エステル
  3. ソルビタン脂肪エステル
  4. リン酸塩類(チーズに使用されます)
  5. ポリソルベート
  6. ステアロイル乳酸カルシウム
  7. レシチン(天然乳化剤)
  8. コレステロール(天然乳化剤)

 

更に1.だけでも数えきれないほどの化学物質があるそうです・・・。
私たち消費者はこれらの細かい化学物質名を知る必要はなく、商品に記載されている原材料を確認して判断すればよいと思います。
人工的につくられた化学物質は体に有害ですので、そもそも販売側が入れないでいただきたいです。
また、個々の詳しい安全性試験は行われておらず安全だということになっているそうです(>_<)
不純物の規定も定められていませんので、不純物が入っている可能性もあります。
よって、乳化剤は安全なものとは言い切れないでしょう。

 

↓そのほかの添加物についてはこちらから
添加物と気になる原材料について どんな食品に使用されている!?

 

コーヒーフレッシュについて書かせて頂きました。
何気なく購入しているものや口に入れているものが、コーヒーフレッシュの様に実は「もどき商品」という事が加工食品にはよくあります。
原材料を確認してから購入する事がとても大切です。
ありがとうございました。