今回は、Pasco「窯焼きパスコシリーズ」 国産小麦のカンパーニュくるみレーズン 7枚スライスのレビュー・感想を書きたいと思います。
窯焼きパスコは、石窯でていねいに焼き上げた、本当においしいパンを、いつでもどこでも手頃な価格で買えるようにしたいという思いから出来たシリーズだそうです。
国産小麦のカンパーニュ くるみレーズンの商品詳細
名称 パン
原材料名
小麦粉、洋酒漬レーズン、くるみ、小麦全粒粉、発酵種、糖類、食塩、パン酵母、オリーブオイル、醸造酢、モルトエキス、米粉/加工デンプン、(一部に小麦・くるみを含む)
内容量 7枚(ミミ含む)
保存方法 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
価格 198円(税別) お店により異なります。
栄養成分表示 |
|
エネルギー | 503kcal |
たんぱく質 | 13.9g |
脂質 | 11.4g |
炭水化物 | 86.1g |
食塩相当量 | 1.8g |
この表示値は、目安です。
2019年8月時点
※商品の改良や規格変更などにより、サイト上の商品情報に記載されている使用原料や栄養成分・商品名・価格は上記と異なっている場合があります。
またリニューアルにより、サイト上で紹介されている商品パッケージが当記事で紹介しているものと異なっている場合があります。
原材料について
カンパーニュには、乳化剤やショートニング・加工でんぷん・ビタミンCなどが入っているものがあります。
これらのうち、パスコのカンパーニュに入っているのは加工でんぷんです。
加工でんぷんとは
デンプンを構成しているぶどう糖の3ヵ所に、色々な化学物質を結合させて出来ます。
加工でんぷんには、アセチル化デンプン・アセチル化リン酸架橋デンプン・ヒドロキシプロピルデンプン・リン酸化デンプン・デンプングリコール酸ナトリウムなどがあります。
これらを使用した際の食品表示は「加工でんぷん」です。
また、数種類を併用しても「加工でんぷん」という表示が認められています。
ヒドロキシプロピルデンプンは、発がん性が認められている酸化プロピレンを使用してつくられるため、この物質が残存している可能性があります。
↓そのほかの原材料についてはこちらから
食べてみた感想
石窯でじっくり焼きあげられたパスコのカンパーニュ。
始めトーストせずに一口頂いてみました。
洋酒漬けレーズンの良い香りが口に広がり、生地も硬すぎずそのままでも美味しかったです。
そのままでも美味しく食べられますが、トーストしてバターを塗って頂きました。
小麦の香りとバター・レーズン・くるみの相性は抜群です。
生地は、まわりはサクサクで、中はトースト前よりふっくら柔らかくなりました。
まわりはサクサク・中は柔らかで食べたい場合は、パンが温まる程度にトーストしてすぐ食べることです。
トースト後、数分でも置いてしまうと中の柔らかさは無くなりサクサクのパンになります。
商品には「パンにアルミホイルをそっとかけて、オーブントースターで軽くリベイク」と書かれていますが、我が家では窯焼きシリーズを買った時、いつもアルミホイルなどかけずにそのままトーストしています。
(いつもと言ってもレビューのために購入することがあり、添加物入りのものは一度きりの購入で終わることがあります)
せっかく美味しい窯焼きパスコのカンパーニュですが、「加工デンプン」が入っています。
スペシャルセレクションのくるみシードワイルディに食感など近いパンですが、そちらには「でんぷん」が使用されています。
カンパーニュもでんぷんを使用してもらえるといいのですが。
パスコのカンパーニュは、加工デンプンが入っている事で添加物入りのパンになりますが、加工デンプンがでんぷんになったら、ほぼ完全無添加の商品になります。
これはとても大きな違いではないでしょうか。
原材料名にある「糖類」が具体的に何が入っているのか気にはなりますが・・・。
※上記で「ほぼ完全無添加」と書いたのは、加工でんぷんが不使用になっても、モルト(麦芽)エキスが入っているからです。
天然添加物のモルトエキスはハード系のパンによく使用されるもので、イースト菌の発酵を助け、また深みのある味や香りを得られます。
安全性の高いものです。