すもも(プラム)の栄養素と期待される効果 効能

すもも(プラム)の栄養素

すももの旬は6月~8月頃です。
そのまま食べたり、お菓子作りに使われるほか、パスタやサラダなどいろいろなお料理に使われています。

スモモの栄養素

ビタミン
ミネラル
 ビタミンA ナトリウム
 ビタミンE カリウム
 ビタミンB1 カルシウム
 ビタミンB2 マグネシウム
 ナイアシン リン
 ビタミンB6 鉄
□葉酸 亜鉛
 パントテン酸 銅
 ビオチン マンガン
 ビタミンC モリブデン

その他
食物繊維
アミノ酸

スモモには、これらの栄養素が含まれています。

●マークで太字が特に多く含まれ(今回なし)、□マークは次に多い栄養素。
無印のものは含有量が少なめの栄養素です。
130g(大サイズ1個分)あたり

□マーク葉酸の働きや効果について説明したいと思います。

↓無印の栄養素についてはこちらから


葉酸(ビタミンB群)

  • 貧血予防
  • 皮膚、粘膜の強化
  • 動脈硬化予防
  • 胎児の正常な発育

葉酸は、ビタミンB12と共に全身に酸素を運ぶ赤血球をつくります。
鉄を摂っていても葉酸とビタミンB12が不足すると貧血になります。

皮膚や粘膜を強くする葉酸(ビタミンB12と共に)。
皮膚や粘膜は、最初にウイルスや細菌などの外敵にさらされる器官であるため、強化することで外敵の侵入を防ぐことができ感染症やアレルギーなどを予防することができます。

※体にある粘膜は、鼻や口の中の粘膜・のどの粘膜・胃や腸の粘膜・膀胱や子宮の粘膜などといった様にたくさんの粘膜があります。

ビタミンB12は、魚介類やレバー・焼きのりに多く含まれています。
栄養素を効率よく摂取したい場合は、魚介類サラダにスモモを入れると良いでしょう。
もしくは、スモモを食べる前か後に焼きのりや味付けのりを食べてもいいと思います(^^)

この葉酸とビタミンB12の組み合わせが、動脈硬化も予防します。

桃の栄養素と期待される効果 効能

アントシアニン

すももの皮にはアントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれています。

  • 毛細血管の強化
  • 脳血管障害の予防
  • 眼精疲労の予防、改善
  • 視力回復

毛細血管を強化し血行を改善します。
血行が良くなれば、肩こりや頭痛・むくみを改善することができ、また精神安定や免疫力向上・脱毛の予防・美肌にもつながります。

また、アントシアニンには疲れ目の予防と改善や、視力回復効果があると言われています。
そして、すべてのポリフェノールには強力な抗酸化作用があります。

活性酸素

活性酸素は、体を作っている脂質やたんぱく質などを傷つけ過酸化脂質を発生させます。
そして過酸化脂質は、ガンや動脈硬化など様々な病気の元になり、またシミやしわなども引き起こします。

よって体内の活性酸素を増やさないように気を付け、減らすことで老化を防止し健康を維持できます。

活性酸素は、抗酸化作用のあるアントシアニンを摂取する事で抑制できます。
また、ビタミンCやビタミンEも強い抗酸化作用があります。

※体内には、活性酸素を消去する機能が備わっていますが、この機能は加齢とともに低下します。

活性酸素が増える原因

  • 喫煙
  • 受動喫煙
  • 大量の飲酒
  • 過度のストレス
  • 過度の運動
  • 栄養の偏り
  • 紫外線
  • 排気ガス
  • 農薬

びわの栄養素と期待される効果 効能

スモモには、貧血や動脈硬化を予防する葉酸が豊富に含まれています。
酸味がありますが皮ごと食べることで、毛細血管の強化や視力回復効果があるアントシアニンも摂取することができます。

スモモはヨーグルトに入れたり、ジュースやスムージーにしたりいろいろなアレンジも楽しめます。
旬の時期、ぜひ食べてみて下さい(^o^)/

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