今回は、食パン専門店一本堂 高密度食パンのレビュー・感想を書きたいと思います。
一本堂さんは、安心安全に食べられるよう素材からこだわっている食パン専門店です。
はちみつ・卵・イーストフードは不使用です。
使用している原料小麦は4種類
- 一本堂ぷれーん・れーずん・高密度食パン・ホテル食パン・生クリーム食パン・アイス食パンは、厳選した北米産の小麦を使用。
- 日本の食パン・ちーず・塩食パンも、厳選した国内産の小麦を使用。
- 低糖質食パンは、国内産小麦とオーツ麦の外皮・大豆粉などを配合しているそうです。
高密度食パンの商品詳細
原材料名 小麦粉、砂糖、発酵バター、脱脂粉乳、食塩、パン酵母
内容量 1斤
価格 370円(税込)
栄養成分表示 |
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エネルギー | 255kcal |
たんぱく質 | 7.9g |
脂質 | 3.8g |
炭水化物 | 47.3g |
灰分 | 1.5g |
ナトリウム | 456mg |
2020年3月時点
※商品の改良や規格変更などにより、使用原料や栄養成分は上記と異なる場合があります。
原材料について
市販品やパン屋さんに並んでいる食パンには、ショートニング・人工甘味料・乳化剤・香料・イーストフードなどが使用されているものがありますが、一本堂さんの食パンには、基本的にこの様なものは入っていません。
注 デザート系食パンの「ちーず」には乳化剤が使用されているようです。
そのほかの商品にも使用している場合があるかもしれませんので、気になる方は購入時にその都度確認をした方が良さそうです。
乳化剤とは
乳化剤には、合成乳化剤と天然乳化剤があります。
天然乳化剤が使用されている場合、「乳化剤(レシチン)」「乳化剤(大豆由来)」などと表示されることが多いです。
以下、合成乳化剤についてです。
グリセリン脂肪エステル・ショ糖脂肪エステル・ステアロイル乳酸カルシウムなど合成乳化剤は、7種類あります。
グリセリン脂肪エステルだけでも9品目の化学物質があるため、実際は何十種類もの化学物質が使われていることになります。
これらの中には下痢を引き起こすものや、発がん性が疑われるもの、血管や心臓に悪影響を及ぼすトランス脂肪酸を多く含む物質があります。
また、ステアロイル乳酸カルシウムを含むエサをラットに食べさせた実験では脂肪肉芽腫(炎症の一種)ができたという報告があります。
乳化剤は、でんぷんやタンパク質が多い食品の品質改良に使用されるほか、「乳化・消泡・色々な成分の分散を良くする」などの目的にも使用され、現在あらゆる加工食品に使用されている添加物です。
「乳化剤」と一括表示ができてしまう為、何の物質がいくつ使用されているか消費者には判断することができません。
イーストフードとは
パンをふっくらとさせるために使用されます。
イーストフードは合成添加物で、16種類の物質があります。
塩化アンモニウム・グルコン酸ナトリウム・リン酸一水素カリウム・リン酸三カルシウムなど。
これらを数種類まぜて、イーストフードが作られています。
複数使用した場合でも、原材料に「イーストフード」と一括表示ができます。
複数の添加物を同時に摂取した場合の安全性は、検討されていません・・・。
イーストフードとイーストの違い
パンの原材料名には「イーストフード」と表示されている場合と、「イースト」と表示されている場合があります。
イーストフードは合成添加物ですが、イーストは「酵母」のことです。
イーストにより生地が発酵し、発生した炭酸ガスが生地の中で無数の気泡となり、パンを膨らませます。
一本堂の商品はイーストフード不使用で、酵母が使用されているため安心です。
↓そのほかの添加物についてはこちらから
原材料へのこだわり
一本堂の食パンは、ご家庭に安全・安心をお届けするために素材からこだわっております。
厳選した食材を使用し、はちみつ、卵、イーストフードは使用しておりません。
お子様にも安心して召し上がっていただける食パンです。引用元 焼きたて食パン一本堂
食べてみた感想
まず、一口そのまま食べてみました。
小麦の香りがしっかり感じられ、ほんのり甘みがあり、もっちりでした。
焼かずにそのまま食べても充分美味しい食パンです!
トーストしたものには自家製の柚子ジャムを塗って頂きました。
今回食べた高密度食パンもそうですが、一本堂の食パンはトーストすると耳がサクサクになります。
中はもっちり、耳はパリッとサクサク!
今回購入したのは「高密度食パン」。
「ぷれーん 280円」と「日本の食パン 390円」も食べたことがありますが、それらに比べれば高密度だったと思います。
私は、自然食品屋さんなどでいろいろな無添加食パンを食べてきました。
それらは品名に高密度などと書いてありませんが、ずっしり重い高密度なものが多いです。
一本堂さんのはそれらに比べると高密度ではなく、最初口にした時「高密度?」と思いました。
一斤手に持った時もそれほど重さを感じませんでした。
一本堂さんの沢山の種類の食パンの中では高密度のようです。
注 一本堂は100店舗以上あります。
作り手により高密度具合が多少店舗によって違うかもしれません。またその日によっても。
ただ、スーパーでは色々なメーカーの食パンが販売されていますが、それらに比べたら断然高密度です。
全メーカーの全種類を食べたことがあるわけではありませんが、大手メーカーの食パンは1枚では満足ができない程の軽さだったりします。
やわらかで軽いのが好みの人には良いかもしれませんが、購入頻度を増やさすためにわざとでしょってくらい軽いです 😀
私の知人もスーパーの食パンについて「1枚じゃ足りなくな~い!?前は8枚切りを2枚食べてたんだけど、最近6枚切りを2枚食べる様になった、いずれは4枚になりそう」と言ってました 😀
高密度食パンは、想像していたより高密度ではありませんでしたが、1枚(8枚切り)で満足できるのもでした。
今度は6枚切りを食べてみようかと思います。
「ぷれーん」には原材料に植物油脂が入っていますが、高密度食パンには入っておらず発酵バターが使用されています。
原材料について確認をしたところ「一本堂各店が使用している発酵バターには添加物は一切入っておりません。植物性油脂の使用原料は大豆、菜種、とうもろこしです。」と回答頂きました。
どこで購入できるの?
一本堂の食パンは、各店舗で購入することができます。
今現在、北海道に3店舗、東北に9店舗、関東に55店舗、北陸・中部に19店舗、近畿に9店舗、四国に3店舗、中国に10店舗、九州に15店舗あります。
※営業日や営業時間・品揃え・焼き上がり時間は、店舗により異なります。
パッケージには「焼きたて食パン 一本堂」とプリントされていますが、何もプリントされていない店舗もあるようです。