ズッキーニの栄養素と期待される効果 効能

ズッキーニ 夏の野菜

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ここからはズッキーニに多く含まれるミネラルについてです。

 

 

□カリウム

  • 浸透圧の調整
  • 心臓や筋肉の機能調整
  • 高血圧予防
  • 利尿作用

 

カリウムの多くは、細胞内に分布しています。
細胞外液に多く分布するナトリウムと協力して心臓の拍動や神経伝達をスムーズに調整します。
水分量も調節し筋肉も動かしています。

また、カリウムを摂取することでナトリウムの排出を促し血圧を正常に保ちます。
酸とアルカリの平衡を保ち、酵素反応を調整しエネルギー代謝にも関与しています。

 

ナトリウムと協力して働くカリウム
ズッキーニ自体は、ナトリウムが少なめですが現代人は塩分過多気味の人が多く、通常の食事をしていれば体内のナトリウムが欠乏するような事はありません。
塩分過多により体内調整でカリウムが使われ、カリウム欠乏にならないように気を付けなければなりません。
つまり、塩分の摂り過ぎに気を付け、カリウムを積極的に摂ることが大切です。
カリウムは水溶性のため調理の際は失わないように気を付けましょう。

 カリウムは腎不全の場合には禁忌です。
また、腎臓の機能が低下している人はカリウム制限が必要になります。

 

 

□マグネシウム

  • 神経の興奮を抑制
  • 筋肉の収縮
  • 酵素の活性化
  • 有害金属の毒性軽減

 

約70%は骨に分布しており骨や歯にカルシウムを定着させる働きがあります。
また、糖質代謝・体温調節・筋肉収縮・神経伝達・ホルモンの分泌・たんぱく質の合成などの働きにも関わっています。

マグネシウムの別名は「抗ストレスミネラル」。
神経の高ぶりを押さえる作用があるため、穏やかな精神状態を保ち、また落ち込みや無気力・集中力の低下を防ぎます。

マグネシウムが欠乏すると、カルシウムと共に骨から溶出され骨や歯がもろくなります。
また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に関連するとも言われています
けいれんやしびれを引き起こすことも。

マグネシウムとカルシウムはバランスが重要で1:2が理想とされています。

 

マグネシウムが不足する原因

  • 糖質、脂質の摂り過ぎ
  • アルコールの摂り過ぎ
  • 加工食品や清涼飲料水の摂り過ぎ
  • 過度のストレス
  • 過度の運動

また、たんぱく質が足りないとマグネシウムの吸収が遅れます。

 

 

□銅

  • 鉄とヘモグロビンの結合補助
  • 鉄の吸収促進
  • 酸化防止
  • 貧血予防

 

銅は、鉄と共に細胞呼吸やエネルギー代謝に重要な役割を担っています。
活性酸素の消去にも関与しおり、酸化した脂質が血管にたまるのを防いで健康を維持します。
また、鉄の輸送と代謝にも関わっていますので銅が無ければ貧血を予防することはできません。

銅は、摂取量が少ない時は吸収率が高く、多い時は吸収率が低くなり過剰症を防ぎます。

 

 

●モリブデン

肝臓・腎臓・副腎に多く含まれており尿酸を作る酵素や、悪酔いの原因物質「アセトアルデヒド」を処理する酵素の構成成分として重要な役割を担っています。

 

  • 肝臓、腎臓で有害物質を分解
  • 糖質、脂質の代謝
  • 二日酔い予防
  • 虫歯予防
  • 鉄を利用しやすくし貧血を予防

 

モリブデンは、プリン体が尿酸に分解するのを助け、それを尿に排泄する働きがあります。
また、糖質や脂質の代謝を進めてエネルギーになるのを助けます。

さらに、体内に溜まった亜硫酸毒素を分解するため、虫歯の予防にも役に立つと言われています。

 

モリブデンは、吸収されやすく尿として速やかに排出されるので体内で過剰になることはありません。
また微量ミネラルで、必要量が少なく通常の食生活で欠乏することはないと言われています。
必要量は少ないですが、上記でわかるように生命活動を維持するのに重要な役割を担っています。
それはその他のミネラルでも言えることです。(マンガン・ヨウ素・クロム・セレンなど)

 

 

シトルリン

ズッキーニには一酸化窒素の産生を促す作用がある、フィトケミカルのシトルリン(遊離アミノ酸)が含まれています。

 

一酸化窒素は、血管を広げ血流をよくする働きがあります。
これにより以下の様な効果が期待できます。

  • 冷え性改善
  • むくみ改善
  • 動脈硬化予防
  • 筋肉増強
  • 運動機能増強
  • 免疫力アップ
  • 美肌効果

また、シトルリンは抗酸化作用があるため生活習慣病の予防にも役立ちます。

 

 

フィトケミカル(ファイトケミカル)とは

植物が紫外線や有害物質、害虫や外敵などから自身を守るために作り出す物質です。
野菜や果物、豆類などの植物性食品に、色素・香り・苦み・あくなどの成分として含まれています。
フィトケミカルは強い抗酸化作用があるため、老化や病気を防ぎ健康を維持するのに役立ちます。

 

主なフィトケミカル

  • カロテノイド(赤・黄・オレンジ色の色素成分)
  • ポリフェノール(色素、あくや苦みなどの成分)
  • イオウ化合物(にんにくなどの臭いや、大根などの辛み成分)
  • フコイダン(食物繊維の一種で海藻に含まれる)
  • βグルカン(食物繊維の一種できのこに多く含まれる)

フィトケミカルは多種類を摂ることで機能を発揮するので、色々な食品をバランスよく取ることが大切です。

 

冬瓜の栄養素と期待される効果 効能

 

いかがでしたでしょうか。
ズッキーニには骨の形成に重要なビタミンKや、免疫力をアップするなど様々な健康効果があるビタミンC、有害物質を分解してくれるモリブデンが豊富に含まれています。
旬の時期、ぜひいろいろなお料理に取り入れてみて下さい。
ありがとうございました。

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました