ミニトマトの栄養素と期待される効果 効能

ミニトマトの栄養素 春の野菜

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ここからはにミニトマトに多く含まれるミネラルについてです。

 

 

□カリウム

  • 浸透圧の調整
  • 心臓や筋肉の機能調整
  • 高血圧予防
  • 利尿作用

 

カリウムの多くは、細胞内に分布しています。
細胞外液に多く分布するナトリウムと協力して心臓の拍動や神経伝達をスムーズに調整します。
水分量も調節し筋肉も動かしています。

また、カリウムを摂取することでナトリウムの排出を促し血圧を正常に保ちます。
酸とアルカリの平衡を保ち、酵素反応を調整しエネルギー代謝にも関与しています。

 

ナトリウムと協力して働くカリウム
ミニトマト自体は、ナトリウムが少なめですが現代人は塩分過多気味の人が多く、通常の食事をしていれば体内のナトリウムが欠乏するような事はありません。
塩分過多により体内調整でカリウムが使われ、カリウム欠乏にならないように気を付けなければなりません。
つまり、塩分の摂り過ぎに気を付け、カリウムを積極的に摂ることが大切です。
カリウムは水溶性のため調理の際は失わないように気を付けましょう。

 カリウムは腎不全の場合には禁忌です。
また、腎臓の機能が低下している人はカリウム制限が必要になります。

 

 

●モリブデン

肝臓・腎臓・副腎に多く含まれており尿酸を作る酵素や、悪酔いの原因物質「アセトアルデヒド」を処理する酵素の構成成分として重要な役割を担っています。

 

  • 肝臓、腎臓で有害物質を分解
  • 糖質、脂質の代謝
  • 二日酔い予防
  • 虫歯予防
  • 鉄を利用しやすくし貧血を予防

 

モリブデンは、プリン体が尿酸に分解するのを助け、それを尿に排泄する働きがあります。
また、糖質や脂質の代謝を進めてエネルギーになるのを助けます。

さらに、体内に溜まった亜硫酸毒素を分解するため、虫歯の予防にも役に立つと言われています。

 

モリブデンは、吸収されやすく尿として速やかに排出されるので体内で過剰になることはありません。
また微量ミネラルで、必要量が少なく通常の食生活で欠乏することはないと言われています。
必要量は少ないですが、上記でわかるように生命活動を維持するのに重要な役割を担っています。
それはその他のミネラルでも言えることです。(マンガン・ヨウ素・クロム・セレンなど)

 

 

フィトケミカル(ファイトケミカル)

トマトには、フィトケミカルのリコペンGABA(アミノ酸の一種)・ルチン(ポリフェノールの一種)が含まれています。

フィトケミカルは、植物が紫外線や有害物質・害虫や外敵などから自身を守るために作り出す物質です。
野菜や果物、豆類などの植物性食品に、色素・香り・苦み・あくなどの成分として含まれています。
フィトケミカルの多くは強い抗酸化作用があるため、老化や病気を防ぎ健康を維持するのに役立ちます。

 

 

リコペン(リコピン)

トマトに含まれる赤い色素のリコペンは、強い抗酸化作用があります。
強力な抗酸化作用により、体内で増加し過ぎた活性酸素を除去し、様々な病気の予防や美容効果が期待できます。

 

  • 血流改善
  • 肥満予防
  • ガン予防
  • 美肌効果
  • 視覚障害の予防、改善

 

悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑え血流を改善します。
血流が改善すると代謝がアップするため、肥満予防につながります。

活性酸素を抑制することは肌細胞を守り、健康な肌を保持することができ、また視力や目の粘膜を正常に保つことができます。

※トマトをオイル(肉や魚の油でもよい)と一緒に加熱調理して食べるとリコピンの吸収率が高まります。

 

GABA(ギャバ)

神経伝達物質として働き、ストレスを和らげて脳の興奮を鎮める効果があるとされている成分です。
GABAは、深く質の良い睡眠を保つ効果があることが確認されています。

また、肝臓や腎臓の働きを高めたり、血圧を上げる酵素をブロックする働きがあります。
更に、成長ホルモン分泌を促進したり、コレステロールを下げる作用もあります。

 

ギャバが不足すると、興奮系の神経伝達物質が過剰に分泌するのを抑制することができなくなり、リラックスできない状態が続いてしまいます。
GABAはストレスや加齢により体内生産量が減少していくため、日頃からGABAを含む食品を積極的に取ることが大切です。

 

ルチン

  • 毛細血管の強化
  • 血圧降下作用
  • 動脈硬化予防
  • 心臓病予防
  • ビタミンCの吸収をよくする

 

ルチンは毛細血管をやわらかく保ち、血流をよくする働きがあり、また血管の健康を維持して出血を防ぎます。

 

活性酸素

活性酸素は、体を作っている脂質やたんぱく質などを傷つけ過酸化脂質を発生させます。
そして過酸化脂質は、ガンや動脈硬化など様々な病気の元になり、またシミやしわなども引き起こします。

よって体内の活性酸素を増やさないように気を付け、減らすことで老化を防止し健康を維持できます。

活性酸素は、抗酸化作用のあるリコペンを摂取する事で抑制できます。
また、ビタミンA・E・Cなども抗酸化作用があります。

※体内には、活性酸素を消去する機能が備わっていますが、この機能は加齢とともに低下します。

 

活性酸素が増える原因

  • 喫煙
  • 受動喫煙
  • 大量の飲酒
  • 過度のストレス
  • 過度の運動
  • 栄養の偏り
  • 紫外線
  • 排気ガス
  • 農薬

 

ピーマンの栄養素と期待される効果 効能

 

いかがでしたでしょうか。
ミニトマトは、中サイズトマトと比べビタミン類の含有量が多く、リコピンも中サイズの2.6倍多く含まれています。
※中サイズとミニトマトと同様に、黄色や緑色のトマトもそれぞれ栄養価は異なります。

生活習慣病予防やアンチエイジング・アレルギー予防に、ぜひトマトを毎日のお料理に取り入れてみて下さい。
ミニトマトは、そのまま食べられるので水分補給にも!

 

 

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