洋なしの栄養素と期待される効果 効能

洋なしの栄養素

洋梨の旬は10月~1月頃です。(品種によって異なります)
そのまま食べたり、お菓子作りに使われるほか、パスタやサラダなどいろいろなお料理に使われています。

洋梨の栄養素

ビタミン
ミネラル
 ビタミンE カリウム
 ビタミンB1 カルシウム
 ビタミンB2 マグネシウム
 ナイアシン リン
 ビタミンB6 鉄
 葉酸 亜鉛
 パントテン酸●銅
 ビタミンC マンガン

その他
食物繊維
アミノ酸

洋ナシには、これらの栄養素が含まれています。

●マークで太字が特に多く含まれ、□マークは次に多い栄養素(今回なし)。
無印のものは含有量が少なめの栄養素です。
1個(可食部255g)あたり

●マークの銅の働きや効果について説明したいと思います。

↓無印の栄養素についてはこちらから

13種類のビタミンは体内でどう働くのか
不足しても過剰になっても病気になる!?必須ミネラルの働き

和梨の栄養素について書いた事がありますが、洋ナシは和梨と比べるとビタミンEが3倍多く、食物繊維は2倍多く含まれています。
梨の栄養素と期待される効果 効能

  • 鉄とヘモグロビンの結合補助
  • 鉄の吸収促進
  • 酸化防止
  • 貧血予防

銅は、鉄と共に細胞呼吸やエネルギー代謝に重要な役割を担っています。
活性酸素の消去にも関与しおり、酸化した脂質が血管にたまるのを防いで健康を維持します。
また、鉄の輸送と代謝にも関わっていますので銅が無ければ貧血を予防することはできません。

銅は、摂取量が少ない時は吸収率が高く、多い時は吸収率が低くなり過剰症を防ぎます。

フィトケミカル(ファイトケミカル)

洋ナシには、フィトケミカルのケルセチン・アルブチン・クロロゲン酸が含まれています。
これらはどれもポリフェノールの一種です。

フィトケミカルは、植物が紫外線や有害物質・害虫や外敵などから自身を守るために作り出す物質です。
野菜や果物、豆類などの植物性食品に、色素・香り・苦み・あくなどの成分として含まれています。
フィトケミカルの多くは強い抗酸化作用があるため、老化や病気を防ぎ健康を維持するのに役立ちます。

スイカの栄養素と期待される効果 効能

ケルセチン

  • ダイエット効果
  • 抗炎症作用
  • 抗酸化作用
  • 高血圧予防
  • 免疫力アップ

ケルセチンは、脂肪分解酵素の活性化を促す働きがあるとされています。
肝臓に含まれる脂肪の燃焼・排出や消化官での脂肪吸収抑制などが期待されており、メタボリックシンドロームを抑制する働きがあると考えられています。

花粉症やアトピー性皮膚炎・気管支喘息などを引き起こす物質としてヒスタミンがありますが、ケルセチンがヒスタミンの働きを抑制しアレルギーなどの症状を軽減すると考えられています。

ケルセチンはビタミンPの働きをします。
ビタミンPはビタミン様物質で、ビタミンCの機能を助ける作用があります。
高血圧を予防したり、免疫力を高めて風邪を引きにくくし、また出血性の病気の予防にも効果があると言われています。

アルブチン

  • シミ、そばかすの予防
  • 美白効果

メラニンをつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑え、過剰なメラニンの生成を抑制するため、シミやそばかすができるのを防ぎ、また美白効果が期待できます。

クロロゲン酸

  • 肝がん、肝硬変の予防
  • LDLコレステロールの酸化を抑制
  • 血糖値の上昇を抑制
  • 胃液分泌を促進
  • 脂肪分解
  • 脂肪燃焼
  • 脂肪吸収抑制

糖質分解酵素の働きを阻害し、食後の血糖値が上昇するのを抑制する効果があると言われており、また糖質分解酵素の働きを阻害することで、脂肪が体に吸収されるのを抑制する効果があるとされています。

ゴールドキウイのビタミンCはグリーンキウイの2倍!

活性酸素

活性酸素は、体を作っている脂質やたんぱく質などを傷つけ過酸化脂質を発生させます。
そして過酸化脂質は、ガンや動脈硬化など様々な病気の元になり、またシミやしわなども引き起こします。

よって体内の活性酸素を増やさないように気を付け、減らすことで老化を防止し健康を維持できます。

活性酸素は、抗酸化作用のあるポリフェノールを摂取する事で抑制できます。
また、ビタミンA・E・Cも強い抗酸化作用があります。

※体内には、活性酸素を消去する機能が備わっていますが、この機能は加齢とともに低下します。

活性酸素が増える原因

  • 喫煙
  • 大量の飲酒
  • ストレス
  • 栄養の偏り
  • 紫外線
  • 排気ガス
  • 農薬

アスパラギン酸

洋ナシには、アスパラギン酸(アミノ酸の一種)が含まれています。

  • 利尿作用
  • 毒素を体外に排出する
  • 肝機能を保護する
  • 美肌効果

アスパラギン酸は、有害物質のひとつアンモニアを排出する働きがあり、肝臓の負担を減らすと言われています。
また、体内の水分バランスを整える作用があるため、肌の乾燥を防いでうるおいを与える効果もあります。

更に、新陳代謝を活発にする働きがあるため、冷え性や肩こり・便秘の改善が期待できます。
新陳代謝が良くなれば美肌やダイエット効果も期待でき、免疫力も上がります。

食物繊維

洋ナシには、食物繊維が豊富に含まれています。

  • 正常なコレステロール値を保つ
  • 血糖値の上昇を緩やかにする
  • がん予防
  • 有害金属の排泄促進
  • 整腸作用
  • 免疫力アップ

食物繊維は、脂肪の吸収を緩やかにします。
余分な脂肪やコレステロールを包み込んで排出させたり、有害物質や発がん物質を吸着し早く体の外に追い出したり、腸の掃除などをしてくれます。

また、糖質の消化吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇を抑えるため糖尿病の予防にもなります。
更に、消化管内で膨潤し食塊のかさを増し、胃内での滞留時間を延長させますので過食を防ぐことができます。

免疫機能の60~70%は「腸」に集中しているため、腸内環境を整えることは免疫力を高めることに繋がります。
腸の健康をつくっている善玉菌は、食物繊維の摂取によって増やすことができます。

腸内環境を改善して免疫力をアップさせる食材 オリゴ糖編

食塊(しょっかい) 唾液と混ぜ合わせて出来た、まとまりがある塊の食物

いかがでしたでしょうか。
洋ナシには、活性酸素の消去に関わる銅が豊富に含まれています。
その他のビタミンやミネラルはそれほど多くありませんが、
ケルセチンやアルブチン・クロロゲン酸など数種類のポリフェノールが含まれています。

洋ナシにはタンニン(ポリフェノールの一種)も含まれています。
タンニンは下痢の予防や緩和・改善をし、またアルコールの排出を促す作用があります。
更に、メラニンの増殖を抑える働きがあるため、シミやくすみを防いで美白効果も期待できます。

ただポリフェノールは、特に皮に多く含まれているため、皮ごと食べることでたっぷりの栄養を摂取することができます。
皮ごと食べるとなると残留農薬が気になるため、無農薬のものを食べることが望ましいですが、
手に入らない場合は、流水で30秒間こすり洗いをすることである程度は除去できるかと思います。

洋ナシはそのまま食べるほか、ヨーグルトに入れたり、ジュースやスムージーにしたりいろいろなアレンジも楽しめます。
旬の時期、美容や健康にぜひ食べてみて下さい(^o^)/
ありがとうございました。

シェアする
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。