パイナップルの栄養素と期待される効果 効能

パイナップルの栄養素 くだもの

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パイナップルの旬は5月~8月頃です。(国産)
そのまま食べたり、お菓子作りに使われるほか、パスタやサラダなどいろいろなお料理に使われています。
またお肉との相性もよく、炒め物や煮込み料理にも使われます。

 

 

パイナップルの栄養素

ビタミン
ミネラル
 ビタミンA  カリウム
 ビタミンB1  カルシウム
 ビタミンB2  リン
 ナイアシン  鉄
 ビタミンB6  亜鉛
 葉酸  □銅
 パントテン酸  □マンガン
ビタミンC  

その他
食物繊維
アミノ酸

 

パイナップルには、これらの栄養素が含まれています。

●マークで太字が特に多く含まれ、□マークは次に多い栄養素。
無印のものは含有量が少なめの栄養素です。
可食部120g(1/4個、芯なし)あたり

●マークと□マークの働きや効果について説明したいと思います。

 

↓無印の栄養素についてはこちらから


不足しても過剰になっても病気になる!?必須ミネラルの働き
亜鉛は、体内の300種類を超える酵素の構成成分としてたんぱく質合成など様々な反応に関与し、生命活動に欠かせない重要なミネラルです。 血糖値を下げるインスリン、生殖に必要な女性ホルモンと男性ホルモンなど 重要な働きをするホルモンの合成や分泌に不可欠です。

 

 

●ビタミンC

  • 抗酸化作用
  • コラーゲンの生成
  • 鉄の吸収アップ
  • 抗ストレス作用
  • 抗ヒスタミン作用
  • 利尿作用
  • ガン予防
  • 有害金属の毒性軽減

 

コラーゲンの合成促進や活性酸素の除去し多くの生理作用に役立ちます。

身体をつくるたんぱく質の1/3はコラーゲン。
コラーゲンは、血管・筋肉・骨・皮膚などの細胞をつなぎ丈夫に保ちます。
ビタミンCは、コラーゲンの合成を助けて皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症などが早く治ります。

 

抗酸化力が強いビタミンCは、体内の酸化を防ぎ動脈硬化を予防します。
また、悪玉のLDLコレステロールを減らし、善玉のHDLコレステロールを増やします。

さらに、血圧上昇の抑制や免疫力アップ・細菌感染症に対する抵抗力も高め良い事だらけです。

ビタミンCが不足すると欠乏症になり、強い疲労感や関節痛などを引き起こします。

 

その他ビタミンCの効果

  • 抗腫瘍作用
  • 尿酸を減らす
  • 血液中のアルコール排出促進
  • 寒冷抵抗力を高める
  • 痛みの軽減
  • ウイルスを殺す
  • 細菌の毒素中和

 

 

ビタミンCが不足する原因

厚生労働省によるビタミンCの食事摂取基準の推奨量は、12歳以上で1日100mgとされています。
ですが、わたしたちはその半分程しか摂取できていないと言われており、またストレスなどによってもビタミンCが多量に消費されています。

 

体内のビタミンCが不足する原因、不足しやすい人は以下の通りです。

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 受動喫煙
  • ストレス
  • 大気汚染
  • 妊婦、授乳婦
  • 激しい運動をする人(大量の汗とともにビタミンCが失われます。)
  • 病気の人や、薬を常用している人
  • 高齢者

 

免疫力をアップさせる5つの必須栄養素 ビタミン編
細菌やウイルスなどに対して過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進する働きもあります。 また、「β-ディフェンシン」という抗菌ペプチドを皮膚上に作らせ、バリア機能を高めることもわかっています。 そのため風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防や、アレルギー症状の改善に効果が期待できま

 

□銅

  • 鉄とヘモグロビンの結合補助
  • 鉄の吸収促進
  • 酸化防止
  • 貧血予防

 

銅は、鉄と共に細胞呼吸やエネルギー代謝に重要な役割を担っています。
活性酸素の消去にも関与しおり、酸化した脂質が血管にたまるのを防いで健康を維持します。
また、鉄の輸送と代謝にも関わっていますので銅が無ければ貧血を予防することはできません。

銅は、摂取量が少ない時は吸収率が高く、多い時は吸収率が低くなり過剰症を防ぎます。

 

ドランゴンフルーツ(ピタヤ)の栄養素と期待される効果 効能
ドラゴンフルーツには皮膚や粘膜を強くする葉酸や、高血圧の予防効果があるカリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。 余分な脂肪やコレステロールを包み込んで排出させたり、発がん物質を吸着し早く体の外に追い出したり、腸の掃除をしてくれる食物繊維も豊富です。

 

□マンガン

  • 骨、脂質、皮膚の代謝や成長を助ける

 

様々な酵素をつくるのに必要なマンガン。
土壌、淡水、海水などに広く分布しています。
食品には、穀類や種実類などに多く含まれています。

マンガンは、骨に最も多く含まれ成長期には骨の発育に欠かせません。
酸化ストレスに対抗するためにも必要なミネラルです。

また、糖質や脂質の代謝を助ける酵素をつくるためにも必要です。
その為、不足すると逆に糖脂質・骨・皮膚の代謝などに影響を及ぼし生殖機能も低下すると言われています。

 

 

ブロメライン

パイナップルには、ブロメライン(ブロメリン)というタンパク質を分解する酵素が含まれています。

  • 下痢、消化不良改善
  • 血流改善
  • 抗炎症作用

 

腸内の腐敗物を分解する作用もあり、腸内環境も整えてくれます。
また、毛細血管の詰まりを改善して血流を良くし、ニキビや肌荒れなどの炎症を抑える効果もあります。

食後にパイナップルを食べることで消化を助け、胃もたれを防ぐ効果が期待できます。
ブロメラインは熱に弱いため、60℃以上の加熱で効果がなくなります。

 

セラミド

パイナップルには、セラミド(油分の一種)が含まれています。

  • 美肌効果
  • 美髪効果

 

化粧品の保湿成分としても知られていますが、元々わたしたちの皮膚の角質層や髪の毛に含まれている成分です。
水分をしっかりと保持する働きがあり、水分の蒸発・外部からの細菌の侵入を防ぎます。
また、シミの原因となるメラニンを作らせない働きがあるため、美白効果も期待されています。

 

食物繊維

パイナップルの芯には、食物繊維が豊富に含まれています。

 

  • 正常なコレステロール値を保つ
  • 血糖値の上昇を緩やかにする
  • 高血圧の上昇を抑制
  • がん予防
  • 有害金属の排泄促進
  • 整腸作用
  • 免疫力アップ

 

食物繊維は、脂肪の吸収を緩やかにします。
余分なナトリウムや脂肪・コレステロールを包み込んで排出させたり、有害物質や発がん物質を吸着し早く体の外に追い出したり、腸の掃除などをしてくれます。
 
また、糖質の消化吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇を抑えるため糖尿病の予防にもなります。
更に、消化管内で膨潤し食塊のかさを増し、胃内での滞留時間を延長させますので過食を防ぐことができます。

免疫機能の60~70%は「腸」に集中しているため、腸内環境を整えることは免疫力を高めることに繋がります。
腸の健康をつくっている善玉菌は、食物繊維の摂取によって増やすことができます。

食塊(しょっかい) 唾液と混ぜ合わせて出来た、まとまりがある塊の食物
腸内環境を改善して免疫力をアップさせる食材 オリゴ糖編
免疫機能の60~70%は腸に集中しているため、腸内細菌のバランスを整えることは免疫力を高めることに繋がります。 腸内には大腸の働きを助ける善玉菌や、有害物質を作る悪玉菌、また善玉菌・悪玉菌の優勢な方に味方をする日和見菌(ひよりみきん)がいます。

そのまま芯ごと食べられるパイナップルもありますが、食べにくい芯はジュースにするといいです。
また乾燥させたり、細かく切って炒めたり、シロップ漬けにすることで食べやすくなります。

 

 

いかがでしたでしょうか。
パイナップルには、鉄と共に細胞呼吸やエネルギー代謝に重要な役割を担っている銅や、骨・脂質・皮膚の代謝や成長を助けるマンガンが豊富に含まれています。
ビタミンC・ブロメライン・セラミドによって美肌効果なども期待できそうです。

そのまま食べるほか、ヨーグルトに入れたり、ジュースやスムージーにしたりいろいろなアレンジも楽しめます。
旬の時期、美容や健康・水分補給にぜひ食べてみて下さい(^o^)/
ありがとうございました。

 

 

パパイヤの栄養素と期待される効果 効能
マグネシウムは、約70%が骨に分布しており骨や歯にカルシウムを定着させる働きがあります。 また、糖質代謝・体温調節・筋肉収縮・神経伝達・ホルモンの分泌・たんぱく質の合成などの働きにも関わっています。
マンゴーの栄養素と期待される効果 効能
鉄を摂っていても葉酸とビタミンB12が不足すると貧血になります。 皮膚や粘膜を強くする葉酸(ビタミンB12と共に)。 皮膚や粘膜は、最初にウイルスや細菌などの外敵にさらされる器官であるため、強化することで外敵の侵入を防ぐことができ感染症や
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