イチゴの栄養素と期待される効果 効能

イチゴの栄養素 くだもの

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いちごの旬は本来3月~4月です。
現在は、ハウス栽培や品種改良により12月頃から店頭に並ぶようになりました。

 

 

いちごの栄養素

ビタミン
ミネラル
 ビタミンA  カリウム
 ビタミンE  カルシウム
 ビタミンB1  マグネシウム
 ビタミンB2  リン
 ナイアシン  鉄
 ビタミンB6  亜鉛
□葉酸  銅
 パントテン酸  マンガン
 ビオチン モリブデン
ビタミンC  

その他
食物繊維
アミノ酸

 

いちごには、これらの栄養素が含まれています。

●マークで太字が特に多く含まれ、□マークは次に多い栄養素。
無印のものは含有量が少なめ栄養素です。

●マークのビタミンCとモリブデンの働きや効果ついて説明したいと思います。

 

↓無印と□マークのの栄養素についてはこちらから

不足しても過剰になっても病気になる!?必須ミネラルの働き
亜鉛は、体内の300種類を超える酵素の構成成分としてたんぱく質合成など様々な反応に関与し、生命活動に欠かせない重要なミネラルです。 血糖値を下げるインスリン、生殖に必要な女性ホルモンと男性ホルモンなど 重要な働きをするホルモンの合成や分泌に不可欠です。

 

 

ビタミンC

  • 抗酸化作用
  • コラーゲンの生成
  • 鉄の吸収アップ
  • 抗ストレス作用
  • 抗ヒスタミン作用
  • 利尿作用
  • ガン予防
  • 有害金属の毒性軽減

 

コラーゲンの合成促進や活性酸素の除去し多くの生理作用に役立ちます。

身体をつくるたんぱく質の1/3はコラーゲン。
コラーゲンは、血管・筋肉・骨・皮膚などの細胞をつなぎ丈夫に保ちます。
ビタミンCは、コラーゲンの合成を助けて皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症などが早く治ります。

 

抗酸化力が強いビタミンCは、体内の酸化を防ぎ動脈硬化を予防します。
また、悪玉のLDLコレステロールを減らし、善玉のHDLコレステロールを増やします。

さらに、血圧上昇の抑制・免疫力アップ・細菌の毒素中和・細菌感染症に対する抵抗力も高め良い事だらけです。

ビタミンCが不足すると欠乏症になり、強い疲労感や関節痛などを引き起こします。

 

その他ビタミンCの効果

  • 抗腫瘍作用
  • 尿酸を減らす
  • 血液中のアルコール排出促進
  • 寒冷抵抗力を高める
  • 痛みの軽減
  • ウイルスを殺す
  • 細菌の毒素中和

 

 

ビタミンCが不足する原因

厚生労働省によるビタミンCの食事摂取基準の推奨量は、12歳以上で1日100mgとされています。
ですが、わたしたちはその半分程しか摂取できていないと言われており、またストレスなどによってもビタミンCが多量に消費されています。

 

体内のビタミンCが不足する原因、不足しやすい人は以下の通りです。

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 受動喫煙
  • ストレス
  • 大気汚染
  • 妊婦、授乳婦
  • 激しい運動をする人(大量の汗とともにビタミンCが失われます。)
  • 病気の人や、薬を常用している人
  • 高齢者

 

免疫力をアップさせる5つの必須栄養素 ビタミン編
細菌やウイルスなどに対して過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進する働きもあります。 また、「β-ディフェンシン」という抗菌ペプチドを皮膚上に作らせ、バリア機能を高めることもわかっています。 そのため風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防や、アレルギー症状の改善に効果が期待できま

 

モリブデン

肝臓・腎臓・副腎に多く含まれており尿酸を作る酵素や、悪酔いの原因物質「アセトアルデヒド」を処理する酵素の構成成分として重要な役割を担っています。

 

  • 肝臓、腎臓で有害物質を分解
  • 糖質、脂質の代謝
  • 二日酔い予防
  • 虫歯予防
  • 鉄を利用しやすくし貧血を予防

 

モリブデンは、プリン体が尿酸に分解するのを助け、それを尿に排泄する働きがあります。
また、糖質や脂質の代謝を進めてエネルギーになるのを助けます。

さらに、体内に溜まった亜硫酸毒素を分解するため、虫歯の予防にも役に立つと言われています。

 

モリブデンは、吸収されやすく尿として速やかに排出されるので体内で過剰になることはありません。
また微量ミネラルで、必要量が少なく通常の食生活で欠乏することはないと言われています。
必要量は少ないですが、上記でわかるように生命活動を維持するのに重要な役割を担っています。
それはその他のミネラルでも言えることです。(マンガン・ヨウ素・クロム・セレンなど)

 

 

シュウ酸による尿路結石を予防するには

いちごには、シュウ酸が多く含まれています。
このシュウ酸を摂り過ぎると尿路結石を患う可能性があります。

 

シュウ酸を多く含む食品
  • ほうれん草、ビーツ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、春菊、パセリ、セロリ、モロヘイヤ、トマト、ナス、枝豆、大根、さつまいも、たけのこ、山菜など
  • キウイフルーツ、パイナップル、未熟なバナナ、イチジク、イチゴなど
  • コーヒー、紅茶、緑茶、ココア
  • チョコレート
  • ピーナッツ

コーヒーやワインは尿路結石のリスクを減らすという説もあるそうです。

 

シュウ酸を取り除く方法として、水にさらすのが一般的ですが、シュウ酸は普段私たちが飲むコーヒーや紅茶・緑茶にも多く含まれています。

そのため、いちごのシュウ酸を除去するだけではリスク回避ができません。
また、増加傾向にある尿路結石の主な原因は食生活の欧米化によるものと指摘されています。
(動物性脂肪や動物性たんぱく質・塩分・糖分などの摂取量の増加)

 

では、どのようにすればいいのでしょうか。
現在、カルシウムを摂取する事で予防ができると考えられています。
カルシウムは腸管内でシュウ酸と結合して、これを便に排出させシュウ酸の吸収を抑制します。
いちごミルクにしたりヨーグルトに入れて食べるのが一番かもしれません。

 

日本人は、慢性的にカルシウム不足になっています。
体内のカルシウムが不足しないよう、毎日意識して適量を摂取することが大切です。
体内のカルシウム量が常に良い状態だと、時々いちごを沢山食べるくらいで(カルシウムと一緒に食べなくても)
シュウ酸の影響による尿路結石などにはならないのではないでしょうか。

 

 

カルシウムを多く含む食品

  • 大豆、きな粉や納豆・がんもどきなどの大豆製品
  • 牛乳、チーズ、ヨーグルト
  • ごま、アーモンド
  • 切干し大根、
  • モロヘイヤ、小松菜、ブロッコリー、水菜、しそ、大根の葉、バジル、ケール
  • きくらげ
  • 青のり、わかめ、寒天、ひじき
  • 干しエビ、煮干し、わかさぎ、ししゃも、あゆ、田作り、しらす
  • はまぐり

 

 

尿路結石の原因

  • 動物性たんぱく質の過剰摂取
  • 動物性脂肪の過剰摂取
  • 糖分、塩分の過剰摂取
  • アルコール過剰摂取
  • シュウ酸を多く含む食品の過剰摂取
  • 食後の睡眠
    (食後2~4時間で尿中結石形成促進物質の濃度がピークになるため4時間はあけた方がよい)
  • 夕食中心の食生活
  • 水分不足
  • ビタミンやミネラルの栄養素不足
  • 運動不足
  • ストレス
  • 遺伝

 

いちごは、ビタミンCが豊富ですのでシュウ酸が多いことで食べないのは勿体ないように思います。
上記の、尿路結石になり得る様々な原因を見直すことの方が重要に思います。

いちごを食べる際は残留農薬が気になりますのでヘタを取らずによく洗い、(先にヘタを取ってしまうとビタミンが流出します)尿路結石を予防したい場合、カルシウムを含む食品と摂取しましょう。
シュウ酸は便と一緒に排泄されます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。
いちごはビタミンCの含有量が果物の中でトップクラスです。
ビタミンCにより、免疫力アップや美肌が期待でき、また様々な病気の予防ができそうです。
いちごにはキシリトールも含まれており虫歯予防にもなります。

 

 


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ぶどうの栄養素と期待される効果 効能
カテキンは、消化酵素のリパーゼの働きを阻害し脂肪の分解を抑制します。 その結果、脂肪吸収をダウンさせます。 虫歯菌の増殖を抑える働きがあり、また歯垢を付きにくくするため、虫歯・歯周病・口臭の予防に効果があります。
ブルーベリーの栄養素と期待される効果 効能
ブルーベリーに含まれている栄養素は、抗酸化作用により活性酸素を消去しシミやしわの増加を防ぎ、くすみも予防してくれるビタミンEです。 また、免疫力を高めて風邪を引きにくくする効果があると言われているアントシアニンが含まれています。 また
プルーンの栄養素と期待される効果 効能
ビタミンEは活性酸素を消去しシミやしわの増加を防ぎ、くすみも予防してくれます。 また、毛細血管を広げて血行を良くしますので、血行不良による冷え性・肩こり・頭痛などの症状も和らげます。 ビタミンEは酸化しやすいのでビタミンCと一緒に摂ることで酸化を防ぎます。